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May 07, 2005

調子は悪くない

「調子は悪くない。球は見えている。」
海外から伝わってくる松井秀喜の言葉である。

このところこのコメントばかりで実に痛々しい。

誰がどう見ても不調なのにである。

松井自身どういう気持ちでこのコメントを発しているので
あろう。

不調であることに対して、周囲に吐露しないことに美学が
あるのであろうか。


一流アスリートに総じて言えることは、状態の悪さを認める
ときは、さほど深刻ではないということ。

何々さえよくなればとか、ここが問題であるとか、自分自身で
問題点を理解しているときは、素直になれるようである。

逆に周囲の誰が見ても調子が悪いにもかかわらず、それを
認めないようなときは、迷宮に入ってる場合が多い。

いまの松井は明らかに迷宮入りだ。><

繰り返されるゴロ。
打球が上がったときはポップフライ。

所詮素人の筆者が技術論を展開するのはおこがましいが
恥を覚悟のうえ論じさせてもらおう。

そもそも彼の欠点は左手が弱いことにある。
それは彼のレフトへのホームランが圧倒的に少ないところに
も如実にあらわれている。
ライトに打つ場合は、腰の回転と右手の引く力によって対応
できるが、レフトに強い打球を打つためには、左手で押し出す
力が必須である。

ご存知のとおり、彼は右利きである。
レフトにホームランを量産するための力を有していないのである。

メジャー1年目では微妙に変化する球への対応と、外角一辺倒
の攻めに苦慮した。

2年目では外角への対応を果たし、結果を出すことが出来た。

そして3年目。
開幕のBOSTON戦での大活躍は今シーズンの成功を確信させ
るものだった。
各球団の対応は打ち取ることをあきらめ、1年目とは違う意味での
外角一辺倒への攻めに変えてきた。
つまり、1年目の打ち取るための外角一辺倒ではなく、より長打の
確率を減らすための攻めである。単打ならOKという考えである。

開幕前の松井のコメントである。
「ある程度の外角球なら引っぱったほうがいい」
カットボールへ対応できた2年目の自身がそう言わせたのであろう。

そこに落とし穴があったのでは。

過信?

引っぱれると思った球が引っぱれない。
積み重なるセカンドゴロとファーストゴロ。
おそらく想定外のことがおきたのであろう。

おかしいな、おかしいなで強引な打撃を繰り返し、自身の打撃
をくるわし、このままではいけないと気付いたときには、すっかり
泥沼の中に入っていた。

いまの、松井はそんなところだろう。

願わくば底なしの沼でないことを祈ろう。
この沼を抜けたときに彼の更なる成長を観ることが出来るはすだ。

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